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DUOMO DI MILANO

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ミラノの話題に戻らせていただきます。
世界最大のゴシック建築物であるミラノの大聖堂“DUOMO(ドゥオモ=左上写真)”は、古くはミラノ公国の、そして現在はロンバルディア州の州都であるミラノの象徴として親しまれています。
この“ドゥオモ”は1386年に建築が始められて以来、400年以上の歳月を経て1813年に完成し、19世紀を通じて全ての鉄塔と装飾が仕上げられました。
第2次世界大戦中の1943年にミラノは空襲を受けましたが、この大聖堂は連合国の判断で爆撃を逃れました。
そして、大戦が終わるとすぐに“ドゥオモ”は大修復を受けると共に、木製の扉が青銅製のものへと取り替えられました。
右上写真はその扉(正面入り口)の一部分のものですが、イエス・キリストに鞭を打つ人物の左足がピカピカと光っているのがお分かりいただけると思います。
これは「この人物の左足を触ると幸せになる」というような言い伝えがあり、多くの人が触るうちに磨かれてこうなったらしいのですが、今回調べてみてもその言い伝えの詳細は分かりませんでした。
左下写真は“ドゥオモ”の横にある有名なデパート“RINASCENTE(リナシェンテ)”の最上階のカフェテリアのもので、そのテラスではこの荘厳な大聖堂を違ったアングルで見ながらエスプレッソをいただくことが出来ます(右下写真)。