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LA FESTA MILLE MIGLIA 2008

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イタリアで1927年から1957年にかけて行なわれた伝説的な公道レース“ミッレミリア”は、当時参戦した実車とその同型車のみが参加できるヒストリックカーのタイムラリーとして1967年に復活し、以来毎年5月に盛大に開催され人気を博しています。
日本では1997年に本家公認のイベントとして毎年10月に開催される“ラ・フェスタ・ミッレミリア”が始まり、堺正章氏やパンツェッタ・ジローラモ氏など多くの著名人が参加することもあり、本国同様高い人気を博しています。
先週の土曜日に、4日間で1,000マイル(約1,600キロ)を走破するこのイベントが始まり、お取引先様から貴重なパドックパスをいただいた為、スタート会場である明治神宮に行ってきました。
スタート2時間前の朝9時にパドック(明治神宮第2駐車場)に到着すると、100台を超える参加車輌が既に長旅の準備を終え、あいにくの小雨の中美しいボディーを輝かせていました(左上写真)。
今回もこのラリーには多くの著名人が参加しており、こんな豪華なショットにも恵まれました(右上写真)。分かりにくいかもしれませんが、パンツェッタ・ジローラモ氏(左)、堺正章氏(中央)、西田ひかるさん(右)のお三方です。
F1を中心に活躍した往年の伝説的ドライバーである、スターリング・モス氏も夫人と共に英国より参加していましたが、絶え間のないサインや写真の依頼にも笑顔で応える姿が印象的でした(左下写真)。
ちなみに、同氏は本家“ミッレミリア”の1955年大会でメルセデス300SLRを駆り優勝しているのですが、今回は同系統のメルセデス300SLSでのエントリーです。
79歳の高齢で夫人と共に元気にこのイベントを愉しんでいる姿には、本当に憧れてしまいます。
貴重なヒストリックカーの数々を見ているとあっという間にスタート時刻になり、神宮橋上のスタート地点から1台ずつ心地よいエグゾーストノートを残して旅立って行くシーンに立ち会うことができました(右下写真)。
この度の私の目当てだった参加車輌(ゼッケン9番)については、次回書かせていただきたいと思います。