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YEAR 2008

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2008年も残すところ僅かとなりました。
この雑記帳もこれで3度目の年越しを迎えますが、これも一重にお付き合いいただいている皆様あってのこと、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
さて、昨年同様ですが私の今年一年間を振り返させていただくと、印象深いイベントが2つありました。
一つ目は、3月13・14日に英国大使館内の大使公邸で行なわれた、“THE LONDON CUT / SAVILE ROW BESPOKE TAILORING”展のレセプションと内覧会(上写真)。
その名の通りサヴィル・ロウの名門テーラー達によって2004年に結成された組織、“SAVILE ROW BESPOKE(通称:SRB)によって史上初めて実現したこの特別展は、伝統と革新という相反する要素を持ち続けながら時代を経ても輝きを失うことのないサヴィル・ロウのテーラー達と、古今に渡って仕立てられてきた美しい紳士服の数々が存分に紹介された充実の内容で、大好評を博しました。
フィレンツェ、パリに続いての開催でしたが、都内の百貨店で催された本展に先駆け、サヴィル・ロウからも多くの要人が来日して行なわれた大使館でのイベントは、公邸の重厚な雰囲気と展示された貴重なアーカイブやバラエティー豊かな作品群との調和が素晴らしく、じっくりと見学できたことは非常によい経験となりました。
そして、もう一つは昨年同様で恐縮ですが、3度目の出場となった“ジーロ・デ・軽井沢”です(下写真)。
5月31日から2日間かけて行なわれたこの第7回大会、初日はあいにくの雨でしたが2日目は好天に恵まれ、新緑溢れる軽井沢の美しい自然の中、心地よい風を頬に感じながら他のヒストリックカーとのランデブーを愉しんできました。
3回目の出場にしてダントツの自己ベストとなる総合4位入賞(102台中)には、誰よりも自分が一番驚きましたが、初日夜のレセプションの区間賞(各CP別)の表彰式で、大ファンである直木賞作家の藤田宜永さん、そして奥様の小池真理子さんのご夫妻から2度もトロフィーをいただいたことは、今年最も嬉しかった出来事と言えるかも知れません。。。
言うまでもないとは思いますが、今年の9月以来世界の経済状況は激変し、日本の世相も混沌としてきているように感じます。
しかし、そんな時だからこそ遊び心を忘れず、来年も公私共によりポジティブに取り組んで行きたいと思います。

改めて今年1年間のご愛顧に感謝いたしますとともに、2009年が皆様にとってさらに良い年になりますようお祈り申し上げます。
よいお年をお迎え下さい!