記事一覧

EDO-TOKYO MUSEUM

アップロードファイル 44-1.jpgアップロードファイル 44-2.jpgアップロードファイル 44-3.jpgアップロードファイル 44-4.jpg

海外からの友人や客人が来日した際、東京で意外と困るのが紹介する観光スポット。
特に若い外国人にとっての東京は、ガイドブックに載っている“秋葉原”、“六本木”、“新宿”などの繁華街のイメージが強く、放っておくと繁華街をブラブラしただけで東京滞在終了ということになりかねません。
また、日本人は欧州各国に行くとロンドンの“大英博物館”、パリの“ルーブル美術館”、“オルセー美術館”に代表されるような博物館・美術館廻りに勤しみますが、東京は欧州各国の首都に比べると大規模な博物館・美術館が少ないのが実情です。
そこで以前から一度行って見たかったのが、両国にある“江戸東京博物館”です。
平成5年の開業以来、江戸時代からの東京の歴史を様々な展示物を通して解説する博物館として人気を博していますが、よくある事ですが東京に住んでいても“灯台もと暗し”でなかなか行く機会がありませんでした。
ちょうど、2月初旬に英国・リーズの大学以来の友人のフランス人が家族で初来日するとの事で、この機会にということで見学に行ってきました。
江戸東京博物館はJR両国駅の真横にあり、その特徴的な外観が目を引きます(左上写真)。
館内は、再現された日本橋や歌舞伎座がある“江戸エリア”(右上写真)と、明治時代以降の“東京エリア”に分けられています。
“江戸エリア”に展示されている当時の町並みのジオラマの数々はかなり精巧に作られており、大人が見ても楽しめます(左下写真)。
“東京エリア”も様々な展示物で充実していますが、やはり私の目が行ってしまうのが“車”。
右下写真は、戦前に“一円タクシー”の愛称で親しまれた東京のタクシーで、車輌は1930年代製のフォードです。
その他にも、東京の歴史・文化・風俗に関する多くの展示物があり、色々と勉強になりました。
奇しくも当日は雨でしたが、特に雨の日は濡れずにゆっくり楽しめる博物館・美術館巡り向きですよね!?
東京に観光でいらっしゃるお客様やお知り合いがいらしましたら(国内外問わず)、是非“江戸東京博物館”をお勧め下さい!