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LONDON③ SAVILE ROW -Ⅲ-

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厳密にはサヴィル・ロウではなく、直角に接している通り“BURLINGTON GARDENS”に居を構えるのが、英国最古のテーラーとしてその名を知られている“EDE & RAVENSCROFT(イード&レイヴェンスクロフト・左写真)”です。
王族の戴冠式用のローブのスペシャリストとして1689年に創業された同社は、以来12人の国王の戴冠式用のローブを製作してきました。
現在も全て(4つ)のロイヤルワラント(王室御用達認可証)を保持する同社は、まさしく名門中の名門といえる格式を誇ります。
ちなみに、全てのロイヤルワラントを与えられている企業は8社しか存在せず、“EDE & RAVENSCROFT”はその輝かしい一社となります。
ローブの他にも、裁判官の衣装、大学の式服なども手がけていますが、勿論通常のスーツのオーダーも可能です。
同店のすぐ近くには、以前にご紹介したことがある世界最古のショッピングアーケード“BURLINGTON ARCADE”の入り口(右写真・写真はPICCADILLY ST.側)があります。
どちらもサヴィル・ロウ一番地の“GIEVES & HAWKES”からは石を投げれば当たる距離ですので、ロンドン散策の折には是非覗いて見て下さい。