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GIRO DI KARUIZAWA 2007① MAMPEI HOTEL

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もともと雨だった天気予報は数日前に曇りに変わったが、前日の雨は深夜になっても完全には止んでいなかった。
そして迎えた当日の早朝。
晴れ渡った空にはすでに太陽が燦燦と輝いており、新緑に覆われた森の木々のあいだからは、光の筋がいくつも伸びて地面を照らしている。
舗装された道路はもう乾いているようだ。
まだ完全には目を覚ましていない森は静寂に包まれているが、時折遠くのほうから普段聞くことの無い種類のエグゾーストノートが響いてくる。
重厚なもの、軽快なもの、その全てがヒストリックカー独特のものであることが分かる。
その数が段々多くなってきた。
そう。今日は年に一度軽井沢を舞台に行われるヒストリックカー達の祭典、“ジーロ・デ・軽井沢”の開催日なのだ。
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という訳で、エッセー風の書き出しで失礼しましたが、先週の土・日曜に軽井沢を舞台に繰り広げられるヒストリックカーのタイムラリー“ジーロ・デ・軽井沢”の第6回大会が開催され、私もコ・ドライバーの弟と共に2度目の出場を果たしてきました。
当初の天気予報はすっかりはずれ、当日は朝から快晴。
最高のヒストリックカーラリー日和でした。
集合場所であり、このラリーの基点となる“万平ホテル”に着いた頃には、既に多くのヒストリックカー達が集まっていました(右上写真)。
受付と車検を済ませ、今回割り振られたナンバー“43”のゼッケンをボディーに張って準備完了(左下写真)。
今回はハードトップ(屋根)を取り外したフルオープンで、美しい景色と心地よい風をフルに堪能します。
スタート地点への移動が近づいてくると“ドライバーズミーティング”が行われ(右下写真)、競技ルールの説明や注意事項の伝達が行われます。
これからの競技を安全に楽しく行う為、そして好成績を残す為、200人近くの参加者達は真剣な表情で耳を傾けています。
(次回の“DAY 1”に続きます)