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SCABAL × MGB

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左上の写真は、世界最大規模のウールンマーチャントとして有名なスキャバルの今季のコレクション(S/S 2007)写真の1枚です。
撮影に使用されている車両は、実は私の愛車と同じ“MGB MK-Ⅰ”の色違いです。
以前にスキャバル社長のグレゴー・ティッセン氏にブリュッセルでお会いした時、「今度のコレクションの写真に、キミの愛車と同じ車を使うので楽しみにしててよ!」と言われていたのですが、「さすがスキャバル!」の格好いい写真に同型車オーナーとして嬉しくなってしまいました。
右上写真は、昨年9月にスキャバル本社にお邪魔した時、この写真がコレクション展示の一部として使用されていた時の様子です。
“TRAVEL”をテーマにしたと思われるリラックス感溢れる爽やかなイメージが、オン・オフのウェアーにおいて見事に表現されています。
ところで、このブログでも何度か紹介させていただいている、軽井沢を舞台に繰り広げられるヒストリックカーのタイムラリー“ジーロ・デ・軽井沢”の第6回大会が、いよいよ今週末(土・日曜)に開催されます。
周囲の方々のご協力もあり、車のコンディションは良好の状態で臨む事が出来そうですが、昨年に引き続き初日の土曜はあいにくの雨の予報...
日曜の天気は良さそうなので、二日目こそは屋根(ハードトップ)を外してオープンで走りたいと思っています。
結果と様子はこちらでまたご紹介させていただきます。
では、安全運転で頑張ってきます!

KANDA-MATSURI

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本日は土曜ですが、社内催事の為出勤しております。
さて、今日明日と“江戸三大祭”の一つに数えられる、江戸総鎮守・神田明神の例大祭“神田祭”が行われています。
弊社の現在の所在地は神田淡路町ですが、創業以来の長い間隣町の神田須田町に社屋がありました。
今では随分変わってしまいましたが、神田須田町は“服地問屋”の街”として栄えた場所で、他でも神田岩本町は“洋服問屋の街”、神田神保町は“古本屋街”など、一つ一つの町が特色と長い歴史を誇ってきました。
天平2年(730)に遡る長い歴史を持つ神田明神は、そんな町々の人々から親しまれ続けてきたのです。
本日行われている“神幸祭”では、3基の鳳輦・神輿をはじめとする総勢300名からなる祭礼行列が氏子の町々―東京の都心、神田日本橋、大手丸の内―を練り歩きます。
その姿はかつての江戸の天下祭を彷彿とさせる賑やかさです。
写真は、弊社近くの靖国通りで今朝撮ったものです。

THE LONDON CUT -MEMORIAL BOOK-

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本年1月初旬にフィレンツェで開催された高級紳士服の展示会“PITTI UOMO(ピッティー・ウォモ)"の春夏展に合わせ、別会場のピッティー宮殿で行われた史上初の特別展“THE LONDON CUT / SAVILE ROW BESPOKE TAILORING”については、当ブログでも紹介させていただきました(詳しくは特別展から)。
その後、この特別展を記念して出版された本についても書かせていただきましたが(記念本・左写真)、早速反響があり数軒のお取引先様から「是非1冊欲しい!」とのお声をいただきました。
弊社としても貴重な文献として確保したかった為、この特別展の開催に深く関わっていたLEAR BROWNE & DUNSFORDのジェームス・ダンスフォード氏にお願いしていたのですが、先月末にようやく数冊入手することが出来、ご要望のあったお取引先様にもお分けする事ができました。
ただ、他にもご要望のあるお取引先様や、「お客様の分も出来たら欲しい」と言うお声まである中、「なんとかもっと入手出来ないか...?」と画策していたのですが(この本は1,000部の限定だという情報もあります)、先日ある方から「日本のアマゾンに出ているよ!」との情報をいただきました(amazon)。
現地からの取り寄せで納期が3~5週間となっていますが、価格は現地価格(20ユーロ)と比べてもあまり変わりなく、送料を考えるとむしろお徳と言えるのではないでしょうか。
万人向けの本ではない為ロングセラーになるとは考えられず、将来は絶版になる可能性が大ですので、興味のある方はこの機会に購入をご検討されたらいかがでしょうか?
右の写真は、特別展で伝説のカッター“TOMMY NUTTER(トミー・ナッター)の偉業を伝える“SAVILE ROW TRIBUTE TOMMY NUTTER”の部屋に展示されていたスーツです。
(amazonでのご購入に関するトラブルなどに関しては、弊社は一切関知いたしかねますので、ご了承をお願いいたします。)

EDWIN WOODHOUSE S/S2007 COLLECTION②

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前回お知らせしたように、今回はエドウィン・ウッドハウスの2007年S/Sシーズンの4つの最新コレクションから、私の個人的なお勧め新色柄について書かせていただきます。
まずは看板コレクション“SUMMER COMFORT AIR-WOOL -Ⅲ-”から、“SUMMER COMFORT”の2色のワイドストライプ(左上写真)。
一見チョークストライプに見えますが、実は濃い色の2本のストライプに挟まれて、ピックステッチ状に薄い色のストライプが入った変わりストライプとなっています。
上級者の方にサラッと着こなしていただきたい、シンプルながらも凝った2色のストライプです。
“AIR-WAY SUMMER JACKETINGS -Ⅲ-”では、人気のサマージャケット地“SUMMER JACKETINGS”に追加された、ホワイトやパステル調のブルーなどの明るいカラーがお勧めです(右上写真)。
このクオリティーは今回で計27色柄へと拡大され、夏のジャケットの装いを益々お愉しみいただけるようになりました。
そして、昨年のデビュー以来好評を博している2つのクオリティーが収録された“SUMMER PANAMA HIGH TWIST CREPE -Ⅱ-”。
盛夏用ウールトロピカル服地の“SUMMER PANAMA”には15の新色柄が追加されていますが、その中でも4色で展開されるオルタネートのシャドーストライプ(左下写真)は、光の加減によって浮き出す様に見える太いストライプの効果もあり、クールでドレッシーな雰囲気を持ちます。
勿論ビジネスシーンでも着用可能ですが、パーティーなどのフォーマルな場でのワンランク上の着こなしを約束してくれる、非常にお勧めのデザインです。
4つ目のコレクション“THE SUMMER SUITINGS”からは、人気のウール&モヘア地に追加された2色の変則オルタネートストライプ(右下写真)。
特に、ミディアムグレーとライトグレー&グリーンの2色のストライプとの組み合わせは、店内ディスプレーにも最適な今の旬が詰まった色柄です。
陽光が眩しくなってくるこれからの季節、高いパフォーマンスと清涼感を持つエドウィン・ウッドハウスの服地で、この夏の一着をいかがですか?

EDWIN WOODHOUSE S/S2007 COLLECTION①

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本国での諸事情により大幅に遅れての日本到着となった、エドウィン・ウッドハウスの4つの新コレクションの展開が始まりました。
お取引先様及びエドウィン・ウッドハウス服地のファンの皆様におかれましては、大変お待たせいたしまして申し訳ありませんでした。
コレクションの詳しい内容は上部の“NEW COLLECTION”ボタンをクリックしてご覧いただけますが、次回は私が個人的にリコメンドする新色柄をご紹介させていただきたいと思います。
###お取引先様へのお知らせとお願い###
バンチの冊数には限りがある為、各お取引先様の前年のお取引状況に応じて新バンチをご用意させていただいております。
ご希望に添えない場合もありますが、ご理解をお願いいたします。

SHIN-MARUNOUCHI BUILDING -SPECIAL PREVIEW-

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本年に入ってから、名古屋の“ミッドランドスクエア”、六本木の“東京ミッドタウン”と大型複合ビルがたて続けにオープンし話題を呼びましたが、いよいよ近年の複合ビルブームの先駆けとも言える“丸ビル”の姉妹ビル、“新丸ビル”(左上写真)の建て替えが完了し今週27日(金)にグランドオープンを迎えます。
昨晩、関係者向けの内覧会が行われ、一足先に行って参りましたので様子をお伝えいたします。
新丸ビルでは、主にB1Fから4Fまでが商業施設、5Fから7Fが飲食店に割り当てられており、上層部の2フロアに高級レストランを配している“丸ビル”との住み分けが図られているようです。
丸ビル同様、東京駅(JR・地下鉄)と地下で接続しており、エスカレーターでそのまま地上階へと上がることができます(右上写真)。
内装デザインの全体的な印象は、“古き良き時代の丸の内”をモダンに解釈したと想像される、どこか懐かしさを感じさせるものになっています(左下写真)。モダンリビングの流れを取り入れ、斬新で壮大なデザインを多用した“丸ビル”とは、違ったデザインコンセプトが採用されたことを窺い知ることができます。
しかし、ショッピングフロアにも大きなフリースペースが設けられるなど(右下写真)、“丸ビル”がモデルとなったラグジュアリーな空間作りはしっかりと受け継がれています。
丸の内はその抜群のロケーションが評価され、近年再び注目を集めており再開発も多数進行中ですが、“新丸ビル”のオープンでこのエリアの活性化がますます進みそうです。

LONDON⑥ AUSTIN REED

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ピカデリー・サーカスから程近いリージェント・ストリート沿いという絶好のロケーションに位置する“AUSTIN REED”のフラッグシップショップ(左写真)。
“AUSTIN REED”は英国を代表するセレクトショップとして100年以上の歴史を持ち、有名ブランドからオリジナル商品まで、主に紳士物をメインに充実の品揃えを誇っています。
スーツ、コートなどの重衣料から、カジュアルウェアまでの幅広いラインナップを持つ為、ワードローブに必要なものが全て揃う頼もしいショップとして、ロンドンの若いエグゼクティブ達から絶対的な信頼を集めています。
数年前に前面改装されたこのフラッグシップショップは、前面ガラス張りのエレベーター2機、カフェバー、グルーミング&ビューティーサロン、VIPルームなど充実の設備を持ち、セレクトショップという枠組みを超えたエクスクルーシブなサービスを提供しています。
さて、日本ではあまり知られていないのですが、同店は“MADE TO MEASURE”(パターンオーダー)の充実したサービスに定評があり、サヴィル・ロウを含めたこのエリアに於いても屈指の販売量を誇ります。
日本と違ってパターンオーダー・スーツがそれほど普及していない英国ですが(やはり、オーダースーツと言えば“ビスポーク”のイメージが強いようです)、同店は若いオーダースーツ初心者にとって敷居が低く、モダンでファッショナブルなショップとして、英国のオーダースーツ人口増加の一翼を担っています。
右写真は、サヴィル・ロウへと続く路地側(サヴィル・ロウへは、同店からほんの数十メートルの距離です)のウィンドーディスプレーです。

ISTITUTO ITALIANO DI CULTURA

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昨日、“ISTITUTO ITALIANO DI CULTURA”(イタリア文化会館・左写真)で開催されたセミナー“卓越したイタリア製品”にお招きいただいた為、初めて九段下のイタリア文化会館に行ってきました。
そう、赤い塗装の外観が論議を呼んだあの建物です。
弊社は英国服地のイメージが強いと思いますが、“AGNONA”をはじめとする高級イタリア服地も多く取り扱っており、特に婦人服地に於けるイタリア製のシェアはかなり高くなっています。
セミナーでは、日伊4人のスペシャリストが主に食品・アパレルに関する“イタリア製品の優位性”、“ブランド・産地保護の取り組み”などに関する興味深い講演を行いました(右写真)。
セミナー後には、美味しいイタリアワインとプロシュート(生ハム)なども用意されたビュッフェスタイルのディナーもあり、久しぶりのワインをしっかりといただいてきました。

MR. JOHN GAUNT / EDWIN WOODHOUSE

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エドウィン・ウッドハウスの若き4代目で、従兄弟同士の共同社長の一人 ジョン・ゴント氏が来日中です。
2007年秋冬シーズンの打ち合わせが主要任務ですが、お取引先様の展示会やオープニングパーティーにもお邪魔したりと、毎度ながらの過密スケジュールです。
日曜日の朝に帰国の途につくのですが、明日の土曜日は市場調査を兼ねて2人で街に出る予定です。
写真は社内での打ち合わせの風景で、ジャケット地(THE HYDE PARK COLLECTION)の新柄についての話し合いをしている模様です。
全体的に良い新柄のアイディアが色々と出てきましたので、A/W2007の新コレクションも是非ご期待下さい!!
#エドウィン・ウッドハウスのS/S2007コレクションのバンチのデリバリーが遅れており大変ご迷惑をお掛けしておりますが、近々にご用意できる予定となっております。恐れ入りますが、もうしばらくお待ちいただきますよう、何卒お願い申し上げます。

TOKYO MIDTOWN -SPECIAL PREVIEW-

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昨年11月に、このブログで建設中の模様をお伝えしたことがある、六本木・防衛庁跡地のビッグプロジェクト“東京ミッドタウン”。
遂に今月30日にグランドオープンを迎えますが、これに先駆けて昨日行われた、関係者向けの内覧会にご招待いただいていたので、お邪魔してきました。
メインとなる“ミッドタウンタワー”(左上写真)は、六本木ヒルズの森タワーと同じ54フロアですが、地上高が248mで森タワーよりも10m高くなっています。
45-53階には、ザ・リッツカールトン東京がオープンし、他にもオフィス、商業施設(エントランス・右上写真)、住居、美術館(新サントリー美術館)などを擁する、巨大複合施設が誕生します。
“東京ミッドタウン”には、他の再開発プロジェクトに比べても、緑地帯が多いのが特徴で、施設の裏側一帯には池もある大きな庭園が広がっています(ビル内部から・左下写真)。
今回は商業施設である“GALLERIA”のみの見学でしたが、テーマとなっている“上質な日常”に沿った全体的にデザインコンシャスの高い建築で、大人も愉しめるモダンで落ち着いた空間に仕上がっています(右下写真)。
“東京ミッドタウン”は、東京の新たなランドマークとして早速人気を博しそうです。