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NOTTING HILL② AUSTIN HEALEY 3000

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立て続けにノッティング・ヒルの話題をお届けいたします。
今回の海外出張(9/16~10/4)の話題は、こちらで終了とさせていただきます。
「なぜ、ノッティング・ヒルでクルマなの?」とお感じの方も多いと思いますが、このヒストリックカー“オースチン・ヒーリー 3000”は、前のトピックでご紹介したフローリスト“ワイルド アット ハート”の向かいの路上に停まっていたもの。
美しいボディーラインと、素晴らしいコンディションを誇るこのクルマはここロンドンでも目立つことこの上なく、通りかかる観光客がひっきりなしにカメラを向けていました。
私がこのクルマを見ていたほんの2,3分の間にも10人以上の人が写真を撮っていましたので、この日ノッティング・ヒルで最も撮影された被写体かも知れません。
実はこのクルマは私の憧れのクルマで、いつかは手に入れたいと思っているのですが、日本では極端にタマが少なく(特に本国使用の右ハンドルは)、もし購入する余裕ができたとしても(いつになるか分かりませんが...)そう簡単には見付けることは出来ません。
レッドとホワイトのツートンの個体は初めてみましたが、物凄く格好良く、一目で恋に落ちてしまいました。
「いつかはこの手に!」と夢は大きく持ち、地道に頑張りたいと思います。
ところで、右下写真のバッヂは“AA(オートモービル・アソシエーション=日本のJAFのような組織)”の当時のもので、英国のヒストリックカーに取り付けられているのをよく目にするのですが、このクルマにも付けられていました。
そして、偶然にもこの後マーケットで同じものが売られているのを発見!しっかり値切って購入してきました(この時のレートで2000円ちょっとの、掘り出し物でした)。
今度、自分の愛車に取り付けるのが楽しみです。

NOTTING HILL① WILD AT HEART & THE MARKET

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私が住んでいたプリンセス・スクエアから、ポートベローのマーケットまではゆっくり歩いても10分しない位の距離で、友人などが遊びに来ている時などはよくブラブラ散策しに行ったものでした。
マーケットのあるポートベロー・ロードと交差して東西に走っているウェストボーン・グローブは、洒落たブティックやカフェなどが多く、ロンドンでも感度の高いエリアとして知られています。
左写真の“WILD AT HEART(ワイルド アット ハート)”は、ウェストボーン・グローブに面したセンスの良いフローリスト(花屋)で、場所柄ポール・スミスなどの有名デザイナーや、芸能人などがよく買いに来るそうです。
建物も洒落ていますが、実はその半分は公衆便所(!)で、確か著名な設計士のデザインだったように記憶しています。
右上写真はポートベロー・ロードの様子で、この日も多くの人で賑わっていました。

PRINCES SQUARE

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ロンドンで過ごす土曜日、今回もノッティング・ヒルの“ポートベロー・マーケット”に向かうことにしました。
ホテル近くのマーブル・アーチ駅からセントラルラインのチューブ(地下鉄)に乗ったのですが、マーケットの最寄のノッティング・ヒル駅ではなく、一駅手前のクイーンズウェイで下車します。実はクイーンズウェイは、私が学生時代に半年間住んでいた思い出の場所なのです。
メインストリート沿いにある“ケバブ(炙り焼きしたラム肉のサンド)”の有名な店に立ち寄り、ランチ代わりに懐かしい味を堪能した後マーケットに向かったのですが、道すがら私が住んでいた“プリンセス・スクエア”を通りました。
日本に帰国してからも、出張でロンドンにいてマーケットに向かう時には思わず通ってしまうのですが、何度行っても当時の色々な思い出が蘇ってきて甘酸っぱい気分になります。
左上写真は2台の電話BOXが目印の建物外観。
右上写真が、私が住んでいたステュディオ(日本で言うワンルームマンション)のある27番地の玄関です。
名前の通り、プリンセス・スクエアは四角い広場を囲んだ形状をしており、広場の内部は“パブリック・ガーデン”になっています。
こちらもそうですが、英国の“パブリックガーデン”の多くは近隣住民にのみ開放されており、専用の鍵が無いと入る事ができません。
私は鍵がなかったのでこのガーデンには入ったことがないのですが、申請すればもらえたかも知れず、今はちょっとトライしなかった事を後悔しています。
ちょうどこの日も、穏やかな日差しが心地よい日光浴日和でした。。。

SAVILE ROW ⑤ HENRY POOLE

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2件の老舗テーラー訪問を終えた後、サヴィル・ロウを少し散歩しました。
何度かお邪魔しているもう一つのビッグネーム、“ヘンリー・プール(左写真)”には今回は伺いませんでしたが、ショーウィンドー見学を楽しんできました。
こちらでも以前に書かせていただいたように、“ヘンリー・プール”では自動車関連のディスプレーをよく見かけるのですが、今回は今年の“グッドウッド・リバイバル(#1)”告知を兼ねたディスプレーがされていました(右写真)。
社長のアンガス・カンディー氏、後継者のサイモン・カンディー氏共にお話したことがあるのですが、恐らくどちらか(もしくはお二人共)が車好きだと思われるので、是非今度お会いした時にお聞きしてみたいと思います。
ちなみに、私は“グッドウッド・リバイバル”を見に行ったことがないのですが、来年の開催日をチェックしたところ、ちょうど私の9月の英国滞在と重なりそうなことを発見!
クラシックカー好きには夢のようなこのイベント、スケジュールの調整ができればぜひ訪れてみたいと思います。
余談ですが、10番地の老舗テーラー“ディッジ&スキナー”(1865年創業)の会長で、サヴィル・ロウの重鎮であるマイケル・スキナー氏と今年お会いする機会があったのですが、私の愛車の兄弟車である“MGC"に以前乗られていたことが分かり、車談義で大変盛り上がりました。
私はゴルフはしないのですが、英国にはクラシックカー好きが多いので、車趣味もよく話の種になります。
(#1) グッドウッド・リバイバル
“グッドウッド・リバイバル”とは、“フェスティバル・オブ・スピード”で有名なチャールズ・マーチ卿の主催するもうひとつのイベント。伝説的サーキット場“グッドウッド”及びその一帯を現在も所有するオーナー自らの主催でありながら、両イベント共にその規模は凄まじく(特に“フェスティバル・オブ・スピード”には3日間で10万人以上が訪れます!)、成熟した自動車文化を持つ英国の底力を見せてくれます。
“グッドウッド・リバイバル”ではただ貴重なクラシックカーを走らせるだけでなく、戦前から60年代のレースの雰囲気を再現するというのが大きな特徴で、主催者、レーサーはもちろん、店員、ウェイター、交通警官、報道陣までもが古い衣装を着たり、レトロな雰囲気の出店が軒を連ねたりと、細部まで徹底的にこだわった、非常に英国らしいイベントです。

THE HYDE PARK COLLECTION -Ⅳ-

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本年も残すところ僅かとなってきましたが、毎年この時期になると「寒くなってきたし、暖かいジャケットが欲しいな」と思われるお客様が多いようで、ジャケット地のご注文が増えてきます。
ハリス・ツイードのような嗜好性の高い服地もいいですが、ファインウール系のジャケット地はやはり汎用性の高さが魅力で、オン・オフの両シーンで活躍します。
そんな中で、以前からこの雑記帳でも何度か紹介させていただいている“エドウィン・ウッドハウス”の“ザ・ハイドパーク・コレクション-Ⅳ-”に収録されているカシミア混ウールのジャケット地は、クオリティーとデザイン性の高さに定評があるロングセラーで、今年も多くのご注文をいただいております。
新登場のソフトな色調のオーバーペン地(左下写真)がご好評いただいていますが、定番のヘリンボーン地(右下写真)の人気も根強く特にダークネイビーはコーディネイトがしやすいこともあり一番人気です。
着心地と仕立て映えにも優れたこの服地は、リピーターが多いのも特徴の一つ。
これからウインタージャケットを作られるご予定の方は、是非豊富な色柄の中からお好みのデザインをお探し下さい。

SAVILE ROW ④ GIEVES & HAWKES -Ⅱ-

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以前はビスポークスーツの顧客専用だった階段を上がった2階には、“ギーブス&ホークス”が所蔵するアーカイブが展示された部屋があります。
有名な提督の軍服の実物や華やかな儀礼服など、英国王立陸・海軍の制服を長く手掛けてきた同社の輝かしい歴史を教えてくれる貴重な品々は、どれも素晴らしいコンディションが保たれており、重厚な雰囲気の部屋に整然と展示されている光景は圧巻です(上写真)。
名門とはいえ、一軒のテーラーがこのような貴重なアーカイブを所持し後世に伝えようとするその姿には、畏敬の念を抱いてしまします。
サヴィル・ロウのスーツが現在も世界中の紳士達から愛されているのは、こういったところにも理由があるのではないでしょうか。
ところで、この部屋の外には白い大きな箱が置かれていました。
案内していただいたセールスマネージャー氏曰く、「この箱は海軍士官が自分の艦に乗り込む際、軍服や身の回りの品一式を入れて運んだものです。ギーブス&ホークスではその昔、軍服とともにこの箱のオーダーも受けていました。この箱もギーブス&ホークス製なのです」。
様々な物が納まるように設計されたこの箱には、専用の銀食器などもセットされており、当時の英国海軍士官達の洗練された生活ぶりがうかがえます。
さて、最後は地下の工房へ案内していただきました。
残念ながらカッターの方々はホリデー中で、裁断作業は行なわれていませんでしたが、熟練テーラー達による縫製作業はしっかりと見学することができました。
今回は、以前に同店で修行されていた日本のある若手テーラーさんから、仲間達に渡すようにと手紙を預かっていたのですが、非常に仲がよかったというテーラーのアンドリュー・ゴメス氏(右下写真)に直接手渡すことができました。
笑顔が優しい温和な同氏ですが、その腕前はかなりのものとの事。
サヴィル・ロウのスーツは、こういった経験豊かな職人の方々の手によって、現在も一針一針縫われているのです。

SAVILE ROW ③ GIEVES & HAWKES -Ⅰ-

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サヴィル・ロウの話題を続けます。
これから2回に分けて、2件目に訪れた1番地の“ギーブス&ホークス”をご紹介させていただきます。
1785年に創業された“ギーブス”と、1771年創業の“ホークス”という2つの老舗が1975年に合併してできたこの名門は、現在も3つのロイヤルワラント(エリザベス女王・エジンバラ公・チャールズ皇太子)を保持するなど、サヴィル・ロウでも特に高いプレステージを誇ります。
また、近年ではプレタポルテにも力を入れており、従来のビスポークスーツの顧客層以外にも訴求力を持つブランドとして、世界中で高い知名度を得ています。
さて、高級ブランドショップのようなモダンなショーウィンドー(左上写真)を横に見ながらメインエントランスを入ると、ゴージャス且つエレガントな空間が広がっていました(右上写真)。
ここでは主にプレタポルテやシャツ、タイなどが販売されており、ビスポークスーツの顧客は店の左奥にある専用サロンに案内されます。
各英国マーチャントのバンチが集めたれたコーナーには、勿論“ハリソンズ オブ エジンバラ”のフルコレクションが用意されていましたが、8畳(!)程はあろうかという全面ガラス張りの専用フィッティングルームのソファーの横には、なんと“ハリソンズ”が誇るウーステッドスパンカシミア使いの超高級スーツ地“マルチ・ミリオネア”の着分とサンプルがディスプレーされていました(左下写真)。
嬉しくなりながら、案内していただいたセールスマネージャーの方に理由を尋ねると、「この部屋には世界中から富豪の顧客がいらっしゃいますが、そんな目の肥えた方々でも驚かれるようなクオリティーの高い服地をPRすることは、非常に重要な事だと私達は考えているのです。ここに展示してから既に2着注文をいただきましたよ!」とのこと。
同行のジェームス・ダンスフォード氏も、サヴィル・ロウの超名門テーラーでの“ハリソンズ”服地へのこの高い評価に大満足のようでした。
1階の売り場とビスポークサロンを見学した後は、2階のアーカイブルームへと連れて行っていただきました。
以前はビスポークサロンは2階にあり、顧客はメインエントランス近くの扉を開けたところにあるこの専用階段を使い2階に上がっていたそうですが、現在あるアーカイブルームは一般公開されていない為、残念ながら一般の方は2階に上がることはできません。
この階段の壁には、欧州各国の王族からマイケル・ジャクソンなどのポップスターまで、創業から現在に至るまでの著名人顧客の写真が整然と飾られており、圧巻の眺めでした(右下写真)。
-続く-

SAVILE ROW ② HUNTSMAN -Ⅱ-

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“ハンツマン”訪問の話題に戻ります。
サロンの片隅にはテーラー必須のフィッティングルームがあるのですが、この部屋の扉には最近“THE COLIN HAMMICK ROOM”というプレートが掲げられました(左上写真)。
これは“ハンツマン”の一時代を築き、数年前に他界された名カッター コーリン・ハミック氏を偲び、またその功績を称えるものだそうです。
この4畳程のフィッティングルームには馬の鞍なども置かれているのですが(右上写真)、これは乗馬服の仮縫いの際に使うもので、顧客は実際に乗馬する時の姿勢で正確な仮縫いを受けることができるのです。
こんなところにも、英国の紳士服が歴史と文化に深く根付いていることを窺い知ることができます。
さて、その後工房のある地下に降りたのですが、顧客の為にストックされた膨大な量の型紙を見ていると、案内していただいたセールスマネージャーの ピーター・スミス氏が「もうサヴィル・ロウでも作れる職人がいない」という古式の乗馬ズボンを見せて下さいました(左下写真)。
肉厚のコーデュロイで仕立てられたこの乗馬ズボン、技術的なことは私には分かりませんでしたが、この製法は継承されておらず、現在サヴィル・ロウにも仕立てられる職人が一人もいないとのことで残念な限りです。
少しずつ世代交代が進んでいるサヴィル・ロウですが、多くの熟練職人達が現在も活躍中ですので(右下写真)、その伝統的技術を後進にしっかりと伝えていっていただきたいと思います。

SCHOFIELD & SMITH "CLASSIC SUITNG"

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1904年に英国服地の聖地ハダスフィールドで創業された名門メーカー“スコフィールド&スミス”が昨年リリースした、3つの秋冬物コレクションがご好評をいただいております。(“スコフィールド&スミス”についてはこちらから)
その中でも、目の肥えた洋服好きの皆様から特に高い評価をいただいているのが、古き良き時代の英国の香りがするヴィンテージテイストのコレクション、“CLASSIC SUITING(クラシック・スーティング/左写真)”。
350グラムのしっかりとしたボディーのこの服地は、英国の「クラシック(正統的)」な色柄をほぼ網羅して展開されていますが、近年あまりみない手の込んだストライプ柄なども含まれ、見ているだけでも楽しくなってしまいます。
私が一番気になった“(47)1110”は、一見するとピンヘッドに似たルックスですが、グレー、ネイビー、ブラックの色糸を用いた複雑な色出しがされており、その奥深いカラーデザインに味があります(右写真)。
ちなみに、写真ではかなり明るく見えますが、実際はネイビーの方が強くもう少しダークな印象です。
やはり、服地は実物をご覧いただくのが一番ですので、是非バンチで実際に触れながらお気に入りの色柄をお探し下さい。
(“スコフィールド&スミス”のコレクションは、主にビスポークテーラー様向けの限定展開となっております)

SAVILE ROW ① HUNTSMAN -Ⅰ-

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今回からは、パリから久しぶりの“ユーロスター”で入ったロンドンの話題をお届けいたします。
前回の2月の出張に続き、今回も金曜日にお取引先のアパレル会社の3名様のアテンドで、サヴィル・ロウの老舗テーラー見学(2軒)を行いました。
前回同様、アレンジ、同行は“ハリソンズ オブ エジンバラ”を傘下に持ち、サヴィル・ロウの全ての名門テーラーに服地を供給する英国最大のファミリーマーチャント、“リア ブラウン&ダンスフォード”の4代目、ジェームス・ダンスフォード氏にお願いしました。
通常、サヴィル・ロウの老舗テーラーは、敷居の高さと重厚な佇まいの為サロンに入ることさえ憚られる雰囲気で、工房の見学は上顧客でもない限りまず無理なのですが、役得もありこういった機会を頻繁にいただけることは有難い限りです。
さて、まずは始めに訪問した“ハンツマン(左上写真)”の様子から。
創業1849年という長い歴史を誇り、欧州各国の王族・貴族の御用達テーラーとしてその名を馳せてきた“ハンツマン”ですが、近年はサヴィル・ロウ出身の人気デザイナー アレクサンダー・マックイーンとコラボレートしたスーツを手がけるなど、新たな試みにも果敢に挑戦しています。
エントランスを入ってすぐのサロンは相変わらず重厚な調度品で溢れていますが、モダンなレディーススーツをディスプレーするなど、ソフト路線の打ち出しをしているようです(右上写真)。
顧客が裁断作業を実際に見れるように、カッター(裁断士)の作業台をサロンから見えるように配置するのが最近のサヴィル・ロウでのトレンドのようで、ここ“ハンツマン”では3台もの作業台で行なわれている作業を見学することができます。
この日は、まだサヴィル・ロウでも珍しい女性カッターが裁断作業を行なっていました(左下写真)。
ところで、サロンの取りやすい位置には“ハリソンズ”、“ポーター&ハーディング”など英国マーチャントのバンチが下げられているのですが、これはサヴィル・ロウ専用の特大サイズのもので、頻繁に使われている為どれも年季が入っています。
-続く-